February 08, 2012


今日、2月8日は、針供養の日である。
針供養とは、折れた縫い針を供養し、近くの神社に収める行事。
主に淡島神社(粟島神社)または淡島神を祀る堂(淡島堂・粟島堂)がある寺院で行われるそう。
地域によっては、12月8日であったり、両日というところもあるようだ。

かつて、12月8日と2月8日は事八日と呼ばれ、2月8日を事始め、12月8日を事納めとして、この日から農耕を始め終る日とされていた。
両日はつつしみをもって過ごす日とされ、この日は針仕事を休むべきとされていた。
そして折れた針を神社に納めたり、豆腐や蒟蒻のように柔らかいものに刺したりすることで供養し、裁縫の上達を祈った。
また、かつては土の中に埋めたり 、針を刺した豆腐や蒟蒻を川や海に流して供養するということも行われたとのこと 。

縫製された製品が安く手に入るようになった今日では、
家庭で針仕事を行うことが少なくなり、家庭行事としては廃れた。
一方で、和裁・洋裁の分野においてはこの行事は未だ根付いており、和裁や洋裁の学校では現在も行われている 。

花屋で針を使うことなど無いが、もし針供養を行うなら、
お疲れ様の感謝の気持ちを込めて
豆腐に刺さった針の傍にそっと花をいちりん添えたいものだ。

ブラックティー.JPG

写真は、『ブラックティー』深く魅惑的な紅茶色