February 27, 2012

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ここのところの日差しは、上着越しにも優しい温もりを与えてくれる。確実に春は近付いている。
しかし、巷の蛙にはまだ十分な陽気とは言えない。

今日は吉祥寺のお宅に剪定にお邪魔した。日差しはあっても水気を含んだ土はとても冷たく、指先の温度を急速に奪って行く。そんな冷たい土と桜の木の間に茶色くぶよぶよした生き物。
そう、まだまだ冬眠中の蛙が一匹。可哀そうけれども仕事なので相手が冬眠中であっても、どいていただく。斟酌ないこちらの対応を一瞥し、のっそりと腹をすりながら離れて行った。

日も高くなり時計が正午を指し示す。
昼食の為お客様の門扉を明け暖かなアスファルトに降り立つと先程の蛙。

暖かいのだろうが啓蟄にはまだ早い。
もうひと眠りし、穴蔵から仰ぎ見る夜桜もまた格別であるはずだ。